超高濃度ビタミンC点滴とは

防腐剤が入っていない超高濃度ビタミンCを点滴で体内に入れる方法です。直接血管に入るので消化管を通らずに超高濃度のまま全身に行き渡ります。ヒトの体内では合成できないビタミンCを取り入れることで美容と健康維持に役立ちます。
1回の点滴に含まれるビタミンC量は25ｇでレモン1,250個に相当します。
シミ、くすみ、ニキビ、しわ、たるみなどの肌トラブルや免疫力を高めることが期待できます。
当院では防腐剤フリーのビタミンCを使用しております。

施術について

・頻度：週1回～（毎日でも可能です）
・点滴時間：30～120分

点滴をしない日には1000mg程度のビタミンCの経口摂取をすることをお勧めします。
※点滴前にはG6PD検査が必須です。（別途料金が必要です。）

禁忌

・G6PD欠損症
・人工透析
・妊娠中
・授乳中の方
※上記の他にも診察後施術できない場合はありますのでご了承下さい。

リスク・副作用

重篤な副作用はないと報告されていますが、起こりうる副作用として下記のようなものがあります。
◆点滴痛
点滴治療全般に起きうる症状ですが、点滴刺入時に局所的な痛みを感じることがあります。
点滴速度の調整などで軽減することができますので、スタッフまでお申し付けください。
◆のどの渇き
高濃度ビタミンC点滴には利尿作用があるため、のどの渇きを感じやすくなります。
こまめに水分補給を行いながら治療を受けていただきます。
◆低カルシウム血症
ビタミンCはカルシウムを尿として排出する機能があり、場合によっては筋肉のけいれんやしびれなどの症状が起きることがあります。
このような場合はカルシウム製剤を投与し、改善を図ります。
◆低血糖によるめまい、冷や汗、疲労感など
ビタミンCはブドウ糖と化学構造が酷似しており、高濃度ビタミンC点滴によって「ブドウ糖が入った」と身体が勘違いして、血糖を下げる作用のあるインスリンを分泌することがあります。
そのため、低血糖を生じるケースがありますので、点滴前は出来る限りお食事をとっていただくようお願いいたします。
◆みせかけの高血糖
糖尿病の方で簡易血糖測定器を使用している場合、高濃度ビタミンC点滴後に測定すると高血糖の値が出ることがあります。
これは先述のビタミンCとブドウ糖の化学構造の類似によるものです。
糖尿病の患者さまでこのような場合に慌ててインスリンを投与すると低血糖になってしまいます。
ご自宅で簡易血糖測定器を試用されている方は、点滴後12時間程度は測定をお控えください。
◆アレルギー症状
ビタミンCそのものに対するアレルギーはほとんどありません。
一部のアレルギー症状は点滴溶液に含まれるビタミンC以外の成分、もしくはこれらの成分に含まれた化学防腐剤が原因だと考えられています。
当院では防腐剤フリーのビタミンCを使用しております。

料金（税込）

◇ 1回(25ｇ)	9,900円
◇ G6PD検査	5,500円

 

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