
粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造ができ、そこに角質や皮脂などが溜まることで生じる良性の腫瘤です。
下記のような症状が出ている場合、炎症や感染を起こしている可能性があり、炎症性粉瘤と呼ばれる状態になっていることがあります。悪化させないためにも、早めに医師の診察を受けることが大切です。また、自分で黒い点を潰したり、内容物を押し出そうとすると、逆に細菌感染のリスクが高まりますので、絶対に自己処置はしないようにしてください。なお、粉瘤はニキビとは異なる病変です。
高知県高知市で粉瘤手術・アテローム摘出をお考えの方は熟練の皮膚科専門医が保険適用手術を行うふみの皮フ科にお気軽にご相談にお越しください。
TROUBLE こんな症状は注意が必要です
- 直径数ミリから数センチ程度の、ドーム型に盛り上がったしこりがある
- 触るとこりこりと硬さがあるが、表面の皮膚はまだ大きく盛り上がっていない
- しこりの部分が黒っぽい、青みがかった色、または黄色がかった色に変化している
- 盛り上がりの中央に「ヘソ」と呼ばれる黒い点ができている
- 黒い点を強く押すと、白いクリーム状の内容物が出たり、感染があると嫌な臭いのするドロッとした膿が出ることがある
- 赤く腫れて強い痛みを伴うことがある