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やけど Burn

やけどについて

説明

やけど(熱傷)は、熱、化学物質、電気、放射線などによって皮膚や深部組織が損傷を受ける状態を指します。やけどの重症度は、皮膚の損傷の深さと広さによって分類されます。治療方法は、やけどの程度や原因によって異なりますが、迅速かつ適切な対処が重要です。

TROUBLE このような場合はご相談ください

  • やけどの面積が広い
  • やけどが深く、皮膚が白くなったり黒く焦げている
  • やけどが顔、手、足、関節、性器にある
  • やけどが感染している兆候(膿、発熱、悪臭)がある
  • 痛みや腫れが強く、自己処置で改善しない

症状

①Ⅰ度熱傷(表皮熱傷)

皮膚の最上層である表皮(角質層)が損傷を受け、赤みや痛みが現れますが、水ぶくれは形成されません。通常、数日から1週間で治癒します。

②浅達性Ⅱ度熱傷(表皮熱傷)

表皮(有棘層、基底層)が損傷を受け、水ぶくれが形成され、強い痛みが伴います。治癒には10日~2週間程度かかります。

③深達性Ⅱ度熱傷(真皮熱傷)

表皮(乳頭層、乳頭下層)が損傷を受け、水ぶくれが形成されますが、知覚が鈍くなります。治癒には1か月程度かかります。皮膚の全層が損傷を受け、白くなるか黒く焦げ、感覚がなくなることがあります。自然治癒は難しく、手術が必要な場合があります。

④Ⅲ度熱傷

皮膚の全層、皮下組織が損傷を受け、白くなるか黒く焦げ、感覚がなくなることがあります。自然治癒は難しく、手術が必要な場合があります。関節部では瘢痕拘縮を来すことがあります。緊急の医療処置が必要です。

⑤感染の兆候

やけどが感染すると、発赤、腫れ、膿、悪臭、発熱などの症状が現れます。感染が進行すると全身に影響を及ぼすことがあります。

原因

熱湯、炎、熱い物体などによるやけど。

科学物質

強酸や強アルカリなどの化学物質によるやけど。

電気

電気ショックや電線接触によるやけど。

放射線

放射線治療や日焼けによるやけど。

⑤摩擦

高速での摩擦や運動によるやけど。

日常の注意点

①安全対策

家庭や職場での安全対策を講じ、やけどのリスクを減らすことが重要です。特に小さな子供や高齢者には注意が必要です。

②火の取り扱い

調理中やキャンプなどで火を使用する際は、適切な取り扱いを心掛けましょう。

③化学物質の取り扱い

化学物質を扱う際は、適切な保護具(手袋、ゴーグルなど)を使用し、使用方法を守りましょう。

④紫外線対策

日焼け止めを使用し、長時間の直射日光を避けることで、放射線によるやけどを予防します。

⑤緊急対応

やけどが発生した場合は、迅速に冷水で冷やし、応急処置を行うことが重要です。

治療方法

冷却

やけどの直後に冷水で患部を冷やすことで、痛みを軽減し、組織損傷を最小限に抑えます。

②清潔と外用

やけどの部位の清潔を保ち、適切な外用薬を用いて保護します。これにより感染を防ぎます。

③痛み管理

痛みを和らげるために、鎮痛剤を使用することがあります。

④ドレッシング(包帯)

適切なドレッシングでやけどの部位を保護し、治癒を促進します。医療用のドレッシング材が使用されます。

⑤手術

Ⅲ度熱傷の場合、皮膚移植や手術が必要になることがあります。

よくあるご質問

Q

やけどをしたら、まず何をすべきですか?

A

やけどをした直後は、患部を冷水で冷やし、痛みを軽減します。その後、適切な医療処置を受けることが重要です。

Q

やけどの痛みを和らげる方法はありますか?

A

冷却や鎮痛剤の使用が効果的です。痛みが強い場合は、医師に相談してください。

Q

やけどの跡を防ぐ方法はありますか?

A

適切な治療と保湿、感染予防が重要です。また、やけど跡(ケロイドや肥厚性瘢痕)の形成を防ぐための専用クリームやシリコンゲルシートを使用することがあります。

Q

市販薬でやけどを治療できますか?

A

軽度のやけどは、市販の消毒薬や外用剤で治療できますが、重度のやけどの場合は専門医の診断と治療が必要です。

Q

やけどが感染した場合、どうすればよいですか?

A

やけどが感染した場合は、すぐに医師に相談し、適切な抗生物質治療を受けることが必要です。

Q

やけどが顔や関節にできた場合の対処法は?

A

顔や関節にやけどができた場合、早めに専門医の診察を受け、適切な治療を行うことが重要です。特に関節の場合は、後遺症を防ぐためのリハビリも必要です。

Q

やけどの治療に保険は適用されますか?

A

はい、やけどの治療は一般的に保険が適用されますが、詳細は医療機関に確認してください。

Q

子供のやけどの治療について教えてください。

A

子供のやけどは早期の適切な治療が重要です。冷却、消毒、適切な包帯の使用、専門医の診察が必要です。特に重度のやけどは早急な医療対応が求められます。

Q

やけどの予防方法はありますか?

A

はい、やけどの予防には家庭や職場での安全対策、適切な火や化学物質の取り扱い、紫外線対策が重要です。

Q

やけどが治った後に気を付けるべきことは?

A

やけどが治った後も、皮膚を保湿し、紫外線から保護することが重要です。やけど跡の形成を防ぐための適切なケアも続けましょう。

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